サンプル問題 科目A 問18, 問19, 問20, 問21, 問22
問題18 ファイルシステムの絶対パス名を説明したものはどれか。
このあたりは知識を問う問題が続くので、まとめて回答します。
出典はすべて:基本情報技術者試験 サンプル問題
ア あるディレクトリから対象ファイルに至る幾つかのパス名のうち,最短のパス名
イ カレントディレクトリから対象ファイルに至るパス名
ウ ホームディレクトリから対象ファイルに至るパス名
エ ルートディレクトリから対象ファイルに至るパス名
答え
エ
問19 DRAM の特徴はどれか。
ア 書込み及び消去を一括又はブロック単位で行う。
これはフラッシュメモリです。
イ データを保持するためのリフレッシュ操作又はアクセス操作が不要である。
これはSRAMでしょう。
ウ 電源が遮断された状態でも,記憶した情報を保持することができる。
これはフラッシュメモリとかROM(EEPROMなど)でしょう。
エ メモリセル構造が単純なので高集積化することができ,ビット単価を安くできる。
これがDRAMですね。
答え、エ
問20 次のような注文データが入力されたとき,注文日が入力日以前の営業日かどうかを検査するチェックはどれか。
ア シーケンスチェック
順番が重要なデータのチェックで、当てはまりません。
イ 重複チェック
値が重複していないことのチェックで、当てはまりません。
ウ フォーマットチェック
例えば日付や商品コードのフォーマットのように、フォーマットが決まったデータのチェックで、当てはまりません。
エ 論理チェック
データの論理的なチェックで、今回の問題も当てはまります。
答え、エ
問21 RDBMS におけるビューに関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア ビューとは,名前を付けた導出表のことである。
そうです。
イ ビューに対して,ビューを定義することはできない。
できます。
ウ ビューの定義を行ってから,必要があれば,その基底表を定義する。
順番が逆です。
エ ビューは一つの基底表に対して一つだけ定義できる。
複数定義できます。
答え:ア
問22 UML を用いて表した図の概念データモデルの解釈として,適切なものはどれか。
ア 従業員の総数と部署の総数は一致する。
一致するかどうか分かりません。
イ 従業員は,同時に複数の部署に所属してもよい。
従業員から見て部署は 1..* なので、複数に所属できます。
ウ 所属する従業員がいない部署の存在は許されない。
部署から見て従業員は 0..* なので、0が許されるので、従業員がいない部署の存在は許されます。
エ どの部署にも所属しない従業員が存在してもよい。
従業員から見て部署は 1..* で、1以上なので0は許されず、従業員はどこかの部署に所属する必要があります。
答え、イ